自作キーボードのfirmwareを焼く
qmk_firmware
殆どの自作系キーボードはコントローラに同じものを使っています。網羅的に見てはいないのですが、 ATMega32Uを使ったものかTeensyかです。 今回、キットで購入したFortitude60はProMicroが2つ搭載され、片方のProMicroにはデフォルトで Firmwareが書き込まれています。
おいらは日本語配列に拘りがあるので、デフォルトの配列はどうも馴染まず、早速変更する事にしました。 qmk_firmware のビルド環境をどのOSで構築するかを検討したのですが、Macが一番簡単そうだったので、 Macでやってみました。
gitのリポジトリを引っ張ってきて、
git clone git@github.com:qmk/qmk_firmware.git
cd qmk_firmware
brewでツールを導入し、
brew tap osx-cross/avr brew install avr-gcc brew install avrdude
この後、自分用のキーマップ定義ファイルを作成し、
cp -r keyboards/fortitude60/keymaps/defaultt keyboards/fortitude60/keymaps/jp
編集後にmakeでイメージをビルドし、そのままUSB経由で転送。
make fortitude660:jp:avrdude
転送時にリセットボタンを押すように促されるので、リセットボタンを押すとfirmwareが ロードされます。
キーの数が少ないため、Lower/Raiseキーを併用したレイヤー変更によるキーの配置を行い、 なんとか日本語配列に似せる事が出来ました。 しばらく使ってみると、格子配列独特の癖があり、タイプミスを何度も繰り返しはしたものの、 違和感が段々無くなってきました。何より、キー入力が楽です。やっぱり、分離型は良いなぁ。