FLATSTONE's Blog

ギター好き中年のモノローグ

自作キーボードのfirmwareを焼く

qmk_firmware

殆どの自作系キーボードはコントローラに同じものを使っています。網羅的に見てはいないのですが、 ATMega32Uを使ったものかTeensyかです。 今回、キットで購入したFortitude60はProMicroが2つ搭載され、片方のProMicroにはデフォルトで Firmwareが書き込まれています。

f:id:hellslonghorn:20180822002135j:plain

おいらは日本語配列に拘りがあるので、デフォルトの配列はどうも馴染まず、早速変更する事にしました。 qmk_firmware のビルド環境をどのOSで構築するかを検討したのですが、Macが一番簡単そうだったので、 Macでやってみました。

gitのリポジトリを引っ張ってきて、

git clone git@github.com:qmk/qmk_firmware.git
cd qmk_firmware

brewでツールを導入し、

brew tap osx-cross/avr
brew install avr-gcc
brew install avrdude

この後、自分用のキーマップ定義ファイルを作成し、

cp -r keyboards/fortitude60/keymaps/defaultt   keyboards/fortitude60/keymaps/jp

編集後にmakeでイメージをビルドし、そのままUSB経由で転送。

make fortitude660:jp:avrdude

転送時にリセットボタンを押すように促されるので、リセットボタンを押すとfirmwareが ロードされます。

キーの数が少ないため、Lower/Raiseキーを併用したレイヤー変更によるキーの配置を行い、 なんとか日本語配列に似せる事が出来ました。 しばらく使ってみると、格子配列独特の癖があり、タイプミスを何度も繰り返しはしたものの、 違和感が段々無くなってきました。何より、キー入力が楽です。やっぱり、分離型は良いなぁ。