FLATSTONE's Blog

ギター好き中年のモノローグ

キーボードを求めて沼にハマる

手の疲労解消、肩こり解消を求めて

肩が痛い・・・

決して年のせいではないのですが(苦笑い)、肩の痛み、手の痛みが慢性化しています。 長年、キータッチの良さからREALFORCEを愛用してきたのですが、キーボードの形に 体を合わせるのはそろそろ限界かと思えてきました。

市販品

で、ヨドバシとか九十九とか、キーボードが多数展示されている店で色々試してみたのですが、 キータッチそのものはやっぱりREALFORCEが一番。メカニカルキーボードも悪くはないのですが、 静電容量キーと比較すると、(自分の基準では)一枚落ちるかなぁ。

REALFORCE

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もう10年以上愛用していたREALFORCE。これ無しにはプログラムも組めないし、文書も書けないです。 日本語配列なのは、慣れの問題です。

キータッチは本当にこれ以上は望めない位気に入っていますが、自分の体をキーボードに合わせる必要がある ため、結構、無理をしていて、その結果が慢性的な肩こり、手の痛みに繋がっています。

Barocco MD600

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という事を改めて思い知ったのは、このMD-600を使ったからです。市販で左右分離型でスタッガード配列 という時点で、類似モデルが全く無い唯一無二のキーボードです。これにしたら、明らかに肩こりが 軽減されました。

でも、キー配列がちょっと扱い辛い、矢印キーが独立していないといった(自分の好みとは)微妙に違うところが 決め手にならなかったです。

で、流浪は続き、ある意味極究を手に入れました。

Kinesis Advantage

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エルゴノミックキーボードの代名詞となっている製品ですが、他のキーボードと全く似ていないというのは 流石。配置的に親指が届くのか?と思える所にEnterとSpaceがあり、また、格子配列に近いキーの配置から 打ちにくさをイメージしたのですが、実際は違いました。 指の短いオレでも親指は十分に届いたし、他のキーも思った以上に指が届きます。ただ、これはUS配列で 日本語配列派のオレにはかなり厳しい。日本語配列に近づけようとキーのリマップをやってみたのですが、 それでも馴染まなかったです。 ちなみに、日本の代理店では、日本語配列バージョンがあるそうで、もっと早くチェックすれば良かったと 後悔しました。が、「Macでは英語配列バージョンを使用してください」という謎の一文が・・・恐らく、 Firmwareの書き換えで対応しているんでしょうけど。

Ergodox EZ

ならば、キーレイアウト変更し放題のErgodoxなら良いじゃないか?という想像から、Ergodox EZも購入。 でも、これは無理がありました。触ってみて、親指側に配置されているキーが、Kinesisよりも遠い。 明らかに手のデカい人用です。親指のキー操作に余計な力を使ったせいか、また手が痛くなってきて 早々に諦めました。

そして自作へ

Maker Faireとかで、「自作もいいな」と思って、幾つか試してみました。

Mint60

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自作系では珍しいスタッガード配列の分離型キーボード。配置だけで言えば、MD600と大して変わらない のですが、色々と自分好みで改造出来るのがメリットです。ただ、qmk_firmwareのmint60用のキーマップ がマージされていないので、保留です。

fortitude60

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Erogdox EZに近い格子配列と、60% キーボードの思想を合わせた分離型キーボード。 親指で操作するキーの位置がかなり近いため、入力は非常に楽です。指の短いオレにはErgodoxよりも 合っています。ただ、キーの数が少ないため、入力がちょっと難しいです。

また、スタッガード配列に慣れてしまうと、格子配列は厳しく、また、その逆も同じように厳しいです。 やはり、タイプミスが頻発するので、若いプログラマーなら大丈夫なのでしょうが、オレにはちょっと 無理っぽいです。

ちなみに

オレは日本語配列派です。会社で使用しているPCは日本語配列だし、自分のこのみでUS配列とか を選択できる環境にないまま長年、プログラムを書き続けてきたので、今更、US配列には移行できないです。 格子配列/スタッガード配列の違いでもタイプミスが頻発した話をしましたが、この日本語/USの違いでも タイプミスが頻発したため、日本語配列にはかなりこだわっています。

なので、自作系が殆どUS配列なのが非常悩ましいです。キーが足りないので、かなりトリッキーな事をしないと 全てのキーアサインを収めるのが難しいし、刻印通りの入力にならないので、慣れるまでが結構辛いです。